水没したiPhoneを完全復活させる方法!NG行動と緊急処置も紹介!
(iPhoneポロッ...)
ポチャッ...
あ...
「ぎゃああああああああーーーーー!!!!」
iPhoneを水没させてしまって、慌てて対処法を検索したあなた!
まずは、慌てないようにしてください。
ちゃんとした手順で、緊急処置をして、修理すれば92%の確率で助かります!
「どうしよう...!」
と慌てる気持ちは十分わかりますが、ここは慌てずゆっくり対応していきましょう。
こういう僕ですが、去年iPhoneを水没させました。
しかも、水よりもヤバいと言われているスープ(塩分が入っているのはヤバいです)の中に落としてしまいましたが、この方法で処置したらちゃんと治りました!
さて、ここから応急処置の方法を紹介していきます。
落ち着いて対応していきましょう。
これから解説をしてきますが、「いますぐ修理したい!」という方はこちらがおすすめ!
あなたの症状は?
まずは、水没させてしまったiPhoneがどんな状態になっているのかを確認します。
- 画面が真っ白(もしくは赤、青、黒など)
- 画面の中に水が入っている
- 画面がチカチカと点滅する
- ホームボタンが反応しない
- タッチパネルが反応しない
- 謎のバイブレーション
- 電源が勝手に切れる
- ビビビ...と謎の機械音
- 電源がいきなり切れる
iPhoneを水没させてしまうと、このような症状がでることがあります。
以上のような症状が出ている人は、水没している可能性が高いです。
水没している場合は、絶対にむやみに触ったりしないことが1番重要なことです。
僕が水没させてしまったときは、
- タッチパネルが反応しない
- 謎のバイブレーション
- ビビビ...と謎の機械音
このような症状がでました。
落とした時点で、完全パニック状態におちいっているのに、iPhoneからこんな症状がでたらホントビビリました。
何もせずにはいられない気持ちでしたが、「むやみに触らないことが重要」だと頭の片隅にあったので、何もしませんでした。
まずは「むやみに触らないこと」!
さきほど、
むやみに触らないことが重要
と言いいました。
すると、
「それなら触らずに放置でいいの...!?」
と疑問に思う人もいるかもしれません。
ただ、
それは違います!
iPhoneが水没したあとの緊急処置として
絶対にやってはいけないこと
水没したらすぐにすべきこと
の二つがあります。
むやみに触らないことが重要
とは、正しい手順をふみつつ、「絶対にやってはいけないこと」を防ぐためです。
くどいですが、もう一度お伝えしておきます。
むやみに触らないことが重要です。
「じゃあ、なにすればいいの!!!」
と慌ててしまう気持ちはわかりますが、まず最初にすべきなのは
絶対にやってはいけないことを把握することです。
iPhoneが水没 ← ココまで完了
↓
水没時に絶対にやってはいけないことを把握
↓
水没後の緊急処置で対応
↓
修理に出す
というのが1番安全な対応策です。
ぼくもこのように対処したら、最悪と言われている"塩水"に使った場合でも100%の状態で元に戻りました。
それでは、絶対にやってはいけないことをチェックしていきましょう。
絶対にやってはいけないこと
iPhoneを復活させるために、このようなことは絶対にしないでください!
- 本体を振る
- ドライヤーやヒーターなどで乾かす
- 充電する
- 放置する
これらはただでさえ、水没してダメージを負っているiPhoneにトドメを指すような行為なので、絶対にやめましょう。
それでは、詳しく一つずつみていきます。
1.本体を振る
中に水が入っていることがわかると、ついつい振って出そうとしてしまいます。
しかし、内部に入った水が移動して隅々まで行きわたってしまう可能性があるので絶対にやめましょう。
場合によっては、ショートして症状を悪化させる可能性があります。
補足:修理に持っていく場合などでの、移動時にもできるだけ振動を与えないようにしましょう。
2.ドライヤーやヒーターなどで乾かす
水で濡れたものは、熱で乾かそうとしてしまうことがあります。
しかし、iPhoneは構造上非常に熱に弱いため、絶対にドライヤーやヒーターなどで乾かすことはしないでください。
ドライヤーの熱によって水で濡れた金属部分が腐食し、症状を悪化させてしまう可能性があります。
運悪く、データを保存しているパーツが腐食したり、ダメージを負ったらアウトです。
Appleに電話をして、緊急処置法を教えてもらっても必ず「ドライヤーで乾かさないように!」と言われますのでご注意ください。
3.充電する
iPhoneが水没すると、
電源がいきなり落ちたというような症状が起きることがあります。
そこで、ついついしてしまいがちなのが
充電
しかし、この充電は絶対にNGです!
また、充電だけでなく、LightingケーブルでPCに接続したりするのもNG。
充電がNGなのは、先ほどのドライヤーと似ている理由です。
充電することにより、濡れている内部にショートが起きる可能性があるためです。
この内部で起きるショートは、冗談抜きで復旧できなくなる場合があるので、必ず注意しておきましょう!
3-1.電源が落ちている場合
→再起動、充電、PCに接続はせず、そのまま
3-2.電源がついている場合
→電源ボタンを長押し、電源をOFF
で対応するようにしましょう。
4.水没したまま放置する
むやみに触らないからといって、水没したままずっと放置もNGです。
ドライヤーや、充電をしなくても、内部の金属パーツが濡れていると自然と腐食してしまいます。
以上が、「絶対にやってはいけないこと」です。
それでは、
iPhoneが水没
↓
水没時に絶対にやってはいけないことを把握 ← ココまで完了
↓
水没後の緊急処置で対応
↓
修理に出す
次は、水没後の緊急処置をみていきましょう。
水没後のケアをしよう!
iphoneが水没してしまったときのケアについてです。
- 電源はオフに
- カバー類をはずす
- iPhone本体を拭く
- SIMCardを抜き取り保存
- ヘッドフォン端子、Dockコネクタに入った水分を吸い取る
- 全体を乾燥させる
この方法は修理店でも推奨されていることばかりなので、丁寧にこなしていきましょう。
1.電源はオフに
「絶対にやってはいけないこと」でもお伝えしましたが、水没後はすぐに電源をオフにしましょう。
電源をオフにすることで、内部での金属パーツの腐食を抑えるためです。
2.カバー類をはずす
次に、iPhoneにカバーをしている人は、はずしましょう。
iPhoneとカバーの間に水分がたまりがちなので、外します。
これは次に紹介する、iPhoneの「拭き取り」をしやすくするためでもあります。
3.iPhone本体を拭く
カバーをはずしたら、本体についている水分を拭き取りましょう。
電源・音量ボタンやホームボタンなどの水分が内部にはいっていきそうな部分もきちんと拭き取るのがポイント。
4.ヘッドフォン端子、Dockに入った水分を吸い取る
内部に水分が入りやすい部分が、「ヘッドフォン端子」と「Dockコネクタ」。
ちなみに僕の水没経験では、iPhoneを下から思いっきり水没させてしまいました。
ヘッドフォン端子から水分入りまくりでしたが、それでも100%データは戻ってきました...
奥まで拭きやすくするために、ティッシュで"こより"を作るのがオススメです。
5.SIMCardを抜き取り保存
続いて、iPhoneに差し込んである「SIMCard」を抜き取ります。
SIMCardが濡れている場合は、水分を拭き取り保管しておきましょう。
※僕が修理しにいったときは、SIMカードは個人で保管してくださいと言われました。
6.乾燥させる
続いては、乾燥です。
「水没しても、よく乾燥させれば復活する!」
と書いてあることがあります。
ただ、僕が修理してもらった店員の方は
「ご自身で乾燥させるのは、あくまで"修理までの応急処置"。なので、それだけで復活するかどうかは状況次第です。
ただ、復活してと思っても内部が濡れているかどうかは見ないと分かりません。
そのため、ご自身で乾燥させてから修理のプロに依頼するのがベストですね。」
と言っていました。
そこまで手間が掛かるものでもないので、後々のことを考えてぜひやっておきましょう。
<用意するもの>
- ティッシュ
- ジップロック
- 乾燥剤(お菓子などに入っているものでOK)
6-1. ティッシュでiPhoneをくるむ
水分を吸い取るために、ティッシュでくるみます。
6-2. ジップロックの中に、乾燥剤+iPhoneを入れる
乾燥剤はしっかりしたものでなくても、お菓子や海苔に入っているものでもOKです。
噂では"米"でもOKらしいですが、乾燥剤が無いときの最終手段だと思います。
6-3. ジップロックで密閉
最後にジップロックで密閉したら、そっとしておきましょう。
また、使用するのはジップロックではなく、ビニール袋でも一応大丈夫ですが、やっぱり密閉できるジップロックの方がおすすめ。
これで「乾燥」は以上です。
この状態で、修理に出せるタイミングまで待ちましょう。
iPhoneが水没
↓
水没時に絶対にやってはいけないことを把握
↓
水没後の緊急処置で対応 ← ココまで完了
↓
修理に出す
修理に行こう!
さて、最後は修理です。
水没後の応急処置が終わったら、修理を依頼しましょう。
人によっては、そのまま自力で復活させようとする猛者もいるみたいですが、きちんと修理に出すのが1番安全です。
自力で直ったとしても、内部は濡れたままでサビさせてしまったりしてしまうと、後々いきなり調子が悪くなったりすることも多いです。
そうなるよりは、少しお金はかかりますがきちんと修理に出して、内部クリーニングまでしてもらったほうが、長く使えますし、安心。
さて、修理に出すといっても、選択肢としては二つ。
- Appleの正規店で修理
- Appleの"非正規店"で修理
の二択です。
それぞれメリット・デメリットがあるので整理しておきます。
Appleの正規店で修理
<メリット>
- 正規店のため安心
- 保証対象のiPhoneであれば、代替機貸し出しOK(※1)
※1 保証期間は購入後1年間。
<デメリット>
- 価格が高い(※2)
- 修理に5日以上かかる
- データが初期化される
※2の「価格が安い」は場合によって異なります。こちらについては後ほど紹介します。
Appleの非正規店で修理
<メリット>
修理費が正規店より安い
最短で当日受取可能
事前の予約が必要ない
<デメリット>
非正規のため万が一が心配
保証期間が残っていても、以後Appleの保証はNG
Appleストア?非正規店?どっちがいいの?
さて、正規店か非正規店どっちがいいの?について。
僕は、「非正規店」での修理をおすすめします。
「iPhoneが水没したんだから、Appleの正規店の方がいいに決まってる!」
という方もいるかもしれませんが、そうとも限らないんですよね...
それではなぜ僕が「非正規店をおすすめするのか」について説明していきます。
理由1 価格が安い場合がある
まずは、価格の違い。
今回ぼくは「価格が安い場合がある」と書きました。
それは、状況によって正規店での修理費用が異なるからです。
その状況とは、iPhone購入時、または購入してから30日以内に
「AppleCare+ for iPhone」に加入しているかどうか
です。
AppleCare+ for iPhoneに加入している方は、非正規店よりも安い価格で対応可能。
「AppleCare+ for iPhoneは入ってないけど、Appleの1年保証はまだ残ってるよ!」
という方は残念ながら、「AppleCare+ for iPhone」以外の保証については"水没"での故障が対象外になっています。
そのため、AppleCare+ for iPhoneに加入していない場合は非正規店で修理した方が安くなります。
ちなみに、僕の場合は「AppleCare+ for iPhone」には加入していませんでした。
こちらが、価格を比較した図です。
- 水没した端末→iPhone6
- 非正規修理店→Goodモバイル
という設定で比較してあります。
Goodモバイルは僕が修理してもらったお店です。
正規 | 非正規 | |
---|---|---|
AppleCare+加入 | ¥11,800〜 | ¥20,000~ |
AppleCare+非加入 | ¥30,000〜 | ¥20,000~ |